NGP×JTP 大型自動車リサイクル部品産学共同研究会では、2025年3月27日~3月28日、大型自動車リサイクル部品のCO2削減効果の算出を目的とした、大型自動車リサイクル部品の重量・素材調査をJTP 加盟会社の株式会社新井商会様(兵庫県姫路市)にて実施しました。
前回に引き続き、エンジン、トランスミッションの重量・素材調査と、キャビン(人が乗る部分)の重量・素材調査を行いました。NGPからは本部スタッフ3名、富山県立大学からは先生を含め4名、JTP からは環境委員会を含め6名が参加され、総勢13名での調査となりました。
先生にご説明いただく様子
部品の仕分けと素材分別する様子
今回で調査を終えたエンジンと調査の様子
今回で調査を終えたキャビンと調査の様子
部品は出来る限り細かく分解し、調査の精度を高める
重量と素材の調査は、新品部品生産時のCO2 がどのくらい出るのかを算出するために必要な調査で、LCA ソフトを用いてCO2 の量を算出します。そして、これまでに調査したリサイクル部品を生産する際に発生するCO2 を、新品部品生産時のCO2 量から差し引くことで、リサイクル部品を利用することによるCO2 削減効果を算出することができるようになります。
詳細はこちら(https://www.nepp.jp/research/)
今後もNGP×JTP 大型自動車リサイクル部品産学共同研究会では、大型自動車リサイクル部品のCO2 削減効果の算出のために活動を続けていくとともに、リサイクル部品の利用拡大を通じて、カーボンニュートラルの達成とサーキュラーエコノミーの推進を目指し、自動車リサイクルが持続可能な社会に貢献することを目指していきます。
【一覧へ戻る】